伝わる言葉で伝えること

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先日、アドミュージアム東京で開催中の『「思いつく」を考える展』と、木耐協2018年度全国大会(第20回記念大会)に行ってきました。

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「思いつく」を考える展~のぞいてみようアイデアの裏側~
「伝える」の最たるものが広告ではないかと最近思うのですが、広告という枠を超えて「思いつく」についてとことん考えてみようというテーマの企画展です。

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常設展示では「ニッポンの広告史」と銘打って江戸時代から昭和までの様々な広告が展示されています。

脳科学者 茂木健一郎氏が監修されたパネルでは、
脳科学から考えると意欲のある老人は最強説が展開されています
(どういうこと?!と思われた方は是非、現地に足をお運びください!)

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じっくり展示を見たかったのですが、時間の関係でそうもいかず、泣く泣くアドミュージアム東京を離れます。(プライベートでまた来ようと誓う!)
次は品川~!

木耐協全国大会では、東進ハイスクール 東進衛星予備校 現代文講師 林修氏の講演。
テーマは「伝わる」言葉と「伝える」言葉
今日は伝えるつながりだなぁ…と考えながら着席しました。

冒頭に、「僕と建築のつながりって…以前出ていた某テレビ番組くらいしかないんです!」と苦笑する林先生。
それゆえ講演内容も苦慮されたようでしたが、建築を含む不動産業と予備校業には前々から共通点があると感じていたそうです。

つまり、どこでどんな家に住みたいか(どんな学校に入りたいか)、どう住みたいのか(どう学びたいのか)。林先生は生徒に「伝える」仕事であり、我々はお客さまに「伝える」のも仕事であると。

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そして長年の予備校講師経験から、コミュニケーションは受け手の言葉を使わないと伝わらない、ということに気づいたと言います。

私は、メーカーは伝えることもまた使命であると感じています。
お客さまが知ってて選ばないのはいい。でも、知らなくて選べなかったという状況は避けてほしい。
 ですから、伝え方を変えながら「あの手この手」で発信しつづけていく必要があると思うのです。
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またこの日は、デコスと業務提携している、日本ボレイト株式会社の荒川会長とお会いすることができました。荒川会長は、木造住宅の木材を腐れや白蟻から守るために使われる「ホウ酸」を日本に広めた第一人者です。

はじめてお目にかかるので少し緊張していたのですが、大変朗らかな方でとても楽しい時間を過ごせました。

お話している途中で「ところで、僕はあれをこうしたらいいと思うんだけど、どうだろう?」というフレーズが何度か出てきたのですが、今、これを書くのに頭を整理していて気づきました!
わかりますか?
荒川会長、御年82歳!