毎年、住宅金融支援機構では「市場動向について」、住宅事業者・一般消費者・ファイナンシャルプランナー向けにアンケートを行っていました。
様々な質問がある中、1つだけずっと注目していたモノがあります。
それが、「住宅事業者の重点的取組事項と一般消費者が重視するポイント」。
要は、家づくりで工務店と顧客が何を重視しているか?
実は、2014年から住宅事業者・一般消費者ともに、ずっと1位が「建物の性能」です。
「外皮計算・1次エネルギー消費量」「ゼロエネ」「ZEH」などの言葉が出てきて以来、「建物の性能」が重視するポイントのTOPになっています。
「建物の性能」と言ってもいろいろな性能があります。
その中身を見ていくと、住宅事業者のTOP5は、「省エネ」「耐震」「高耐久」「劣化対策」「通風・換気」。
一般消費者のTOP5は、「高耐久」「耐震」「省エネ」「通風・換気」「劣化対策」。
順位の上下はありますが、内容は同じで、このあたりも昔から変わっていません。
また、普段あまり意識していないことが、災害が起こりニュースを見るたびにその重要性を再認識する影響もあるでしょう。
デコスは断熱材なので、「省エネ」を担います。
しかしながら、実は、その他「耐震」「高耐久」「劣化対策」の項目に対しても、影響を及ぼしています。
デコスを活かすつくり=構造となると、透湿抵抗の低い耐力面材、通気層の確保などが求められます。
また、自然素材志向でホウ酸の安全性から、防蟻・木材劣化対策には農薬系ではなくホウ酸処理を行う事例が増えてきました。
このように、実は、家づくりに重要視されるポイントTOP5の4つ=80%にデコスは関与しているのです。
逆を返すと、デコスをうまく活かす家づくりが出来れば、満足度はかなり高くなるということになります。
また、TOP5には入っていませんが、「難燃性」は非常に重要な項目です。
安心して家族と暮らせる住まいには、万が一火災の際、 「命を守る断熱材」。
何事も、「安全第一」です。