JCA日本セルロースファイバー断熱施工協会 名誉顧問 東京大学名誉教授 坂本 雄三 先生(77歳)におかれましては、令和8年1月16日、ご逝去されました。
ここに謹んでお知らせ申し上げるとともに、生前賜りました多大なるご厚誼に、心より御礼申し上げます。
なお、通夜ならびに告別式につきましては、ご遺族のご意向により家族葬にて執り行われております。
誠に勝手ながら、弔問・香典・供花等につきましてはご遠慮くださいますようお願い申し上げます。
【追悼文】
次世代断熱の寵児として期待 ― 坂本雄三先生を偲んで ―
坂本雄三名誉顧問は、我が国における住宅の断熱・省エネルギー研究の第一人者として、長年にわたり住宅性能向上の礎を築かれました。
先生は生前、次のような言葉を残されています。
「住宅の断熱が全国的に関心を集めるようになりました。
断熱によって、冬暖かく夏涼しい快適で健康な住まいをつくれることがわかってきたからです。
もちろん、省エネルギーにも役立ちます。
住宅の断熱材や断熱工法には色々なものがありますが、大切なことは、隙間なく断熱するということです。
手抜きをして断熱されない隙間をつくると、断熱の効果が半減するばかりでなく、結露が発生します。
日本セルロースファイバー断熱施工協会は、このことの重要性にいち早く気がつき、責任ある断熱工事を世に広めていこうという趣旨で設立されました。
セルロースファイバーは古紙を再利用したエコ材料であり、木材由来ならではの吸放湿性を持ち、木造建築にとって違和感のない、理にかなった材料です。
施工後の沈降の問題も解決され、エコロジー時代・リサイクル時代の寵児となることを期待しています。」
この言葉は、JCAが掲げる
「現場で性能が出る断熱」
「責任施工体制の確立」
「環境と調和する断熱材」
という理念そのものです。
坂本先生の思想は、単なる技術論にとどまらず、住まいの質、施工の責任、環境との調和を一体で捉えるものであり、まさに私たちJCAの活動の根幹を支え続けてくださいました。
私たちは、坂本雄三先生のご遺志とご功績を胸に刻み、セルロースファイバー断熱のさらなる普及と住環境の質の向上に、これからも邁進してまいります。
ここに改めて深い感謝と哀悼の意を表するとともに、坂本雄三先生のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
令和8年1月
JCA日本セルロースファイバー断熱施工協会
会長 安成 信次

























