製品性能の試験と評価

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デコス製品の性能試験の一部を紹介します。

上の写真は、床の断熱施工が完了した状態です。施工密度は壁や屋根と同じです。

デコスでは、製品はもちろん、施工が完了した状態で規定の性能を発揮しなければならないと考えています。


そこで、試験機関にお伺いし、検査員立ち会いのもと施工が完了した状態を再現した試験体を作製します。

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密度試験の試験体作製の場面です。デコスの専用吹込み装置(施工機)を使い、規定の密度に施工出来る製品であるか確認する試験になります。


吹込みが完了した後に、検査員が製品を全て回収し、吹込んだ製品重量と試験体容器の容積から密度を算出します。写真

は、壁:床・屋根を想定した試験ですが、他に天井施工を想定した試験もあります。


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断熱材にとって最も重要な性能が熱伝導率(熱の伝わりやすさ。数値が小さいほど断熱性能が良い)です。


規定の密度で実際の断熱工事を再現した試験体を作製します。上の写真は、壁・床・屋根を想定した密度で、大きさは約90cm四方です。

写真は作製途中ですが、完成した後試験装置にセットします。


デコスは、公正に評価するため認定試験機関で試験をしています。(岡川智嘉)