「平成30年度における住宅市場動向について」 平成30年4月 住宅金融支援機構

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住宅金融支援機構より平成30年4月版「平成30年度における住宅市場動向について」が公開されました。

これは、毎年行われる一般消費者、住宅事業者ならびにファイナンシャルプランナーを対象に、今後の住宅市場動向に関し実施したアンケート調査です。

主な調査事項

  • ・住宅市場における受注・販売等の状況の見通し(住宅事業者)
  • ・建設資材価額上昇の影響と対応(住宅事業者)
  • ・住宅は買い時だと思うか(一般消費者・ファイナンシャルプランナー)
  • ・住宅プランに対する重点的取り組み事項(住宅事業者)
  • ・住宅事業者を選ぶ際に重視するポイント(一般消費者)
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このアンケートで毎回注目しているのがコレ!

「住宅事業者の重点的取組事項と一般消費者が重視するポイント」

住宅事業者、一般消費者ともに重要視するポイントは「建物の性能」という調査結果になっています。
「建物の性能」とひとくちに言ってもその内容はさまざま。
それでは、それぞれのTOP5を見比べてみましょう。

【住宅事業者】
・1位:省エネルギー性・・・デ
・2位:耐震性
・3位:高耐久性・・・デ
・4位:劣化対策・・・デ
・5位:通風・換気性

【一般消費者】
・1位:高耐久性・・・デ
・2位:耐震性
・3位:省エネルギー性・・・デ
・4位:通風・換気性
・5位:遮音性・・・デ

これらの調査結果から、「2020年までの省エネ義務化」「ZEHの普及」「開口部の高性能化」「熊本地震」「ホウ酸による防蟻・劣化対策の普及」などを背景に上位項目への関心が高まっていることが考えられます。

ちなみに、「デ」と付けた項目はデコスが関連し、その特長から効果を発揮する項目となっています!
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ちなみに、平成29年4月版の調査結果がコレ。

住宅事業者、一般消費者ともに重要視するポイントは「建物の性能」であり、そのTOP3に今年も変化はありませんでした。

上記からもわかるように、セルロースファイバー断熱材のデコスを採用することは、工務店やお施主さまの重視するポイントに合っていると言えます。
その理由は、「木質繊維系断熱材特有の多機能性」。
詳細説明についてはいずれまた(笑

【参考】デコス8つの理由

(田所憲一)