イントロダクション
1.30年の歩み(History)
1-1|創業期:道なき道を切り拓いた時代(1996〜2000年代前半)
海外製ラインとの格闘から始まった製造
製造設備はフィンランドから一式導入されました。表示やマニュアルは英語・フィンランド語のみ。 稼働は不安定で、数十分単位で停止する設備と向き合う日々が続きました。 安定稼働の条件を一つずつ洗い出し、現場で検証を重ねることから、デコスのものづくりは始まっています。
原料となる新聞紙は、同じ種類でも成分比率が異なり、品質に影響することが判明しました。 そこで原料仕様の標準化を進め、品質安定化の基盤を構築。 さらに、圧縮原紙を手作業で剥がしていた工程を改善するため、古紙投入装置を独自開発。 生産性と品質の両立が可能になりました。
普及ゼロからの全国行脚
創業当初、施工代理店はゼロ。 「手間がかかる工法は広がらない」と言われながらも、説明と実演を重ね、理解者を一社ずつ増やしていきました。
この時期に積み重ねた現場経験が、後の品質基準づくりへとつながっていきます。
1-2|普及期:転機となった“つながり”の広がり(2000年代後半〜2010年代)
環境配慮型住宅への関心の高まり、自然素材志向の広がり、高性能住宅の普及を背景に、「他社にはない断熱材」「説明できる断熱材」を求める工務店・設計者からの採用が拡大しました。 デコスは、住宅性能を“体感で語れる断熱材”として、全国へと広がっていきます。
2016年 熊本地震という転機
2016年、木造応急仮設住宅563戸に採用され、全国から集まった大工・職人が現場でデコスの性能を体感しました。 この経験は、断熱材としての信頼を一気に広げる転機となり、その後の普及を大きく後押ししました。
1-3|発展期:体制の整備と品質の定着(2010年代〜2020年代)
現在、全国56社へと広がった施工代理店ネットワークにより、地域ごとの普及と施工品質の均一化が進みました。
1-4|30周年を迎えて(2026)
原料・設備・技術・施工──そのすべてを現場で磨き続けてきた30年。 その積み重ねが、デコスを「選ばれる断熱材」へと押し上げました。 本ページでは歩みの事実に焦点を当てて紹介しました。 理念・技術・環境価値・社会的役割・未来像については、以降の各ページで詳しく紹介します。

























