(一社)工務店フォーラム 耐震研究所

耐震研究所
昨日、デコス業務提携先の日本ボレイト浅葉社長の紹介で、(一社)工務店フォーラム 耐震研究所 へ。

ここは、耐震について説明、模型、体験によってわかりやすく学べる施設となっています。

ウォールスタット
「地震に強い」を説明する根拠は、「Wallstatによるシミュレーション」

これは、K-NETという地震データと地盤データを基に設計した物件がどのようになるかをシミュレーションできるソフト。
ウォールスタット
誰にでも視覚的にわかりやすいソフトです。
ウォールスタット
弱い家はすぐ倒壊してしまいます。
耐震ノーチェック
「4号特例=2階建ての木造建築物は構造計算しないでよい。設計する建築士が自分でチェックしてね。」というのが、木の家の現状。

ちなみに、4号特例は書類4枚、構造計算は書類400枚。

どちらが信頼できるかは明らかです。
梁
地震に強い家は丈夫につくる必要があります。

これは、梁のサイズUP例。
構造計算されていない構造
構造計算されていない構造躯体。
構造計算された構造躯体
構造計算された構造躯体。

柱、梁のサイズ、本数、金物の数が全然違います。
弱い基礎
丈夫な躯体は重くなります。

それを支えるには丈夫な基礎が必要。

これは、弱い基礎。
強い基礎
見るからに強い基礎。

お金がかかるわけです。
地震体験システム
この施設の目玉!日本に3台という「地震体験システム」。

北海道、東日本、熊本前震、本震を体験しました。

これに勝る体験はないっ!!すごい!!!

百聞は一見に如かず。一見より体験です。

家づくりの考え方は、

①安心・安全

②心地よさ

③省エネ

ここはいろんな人が知るべき施設だと思うと同時に、「デコスでも体験できる環境をもっともっと進めなければ!」と感じた施設でした。

とても勉強になりました。

(田所憲一)

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